結婚相談所の多くが「無料相談」を実施しており、サービスの内容や、料金プランなどを聞くことができます。
しかし、結婚相談所についての事前知識がない状態で無料相談に行くと、入会後に失敗する可能性があります。
今回は、結婚相談所の無料相談で確認すべきポイント・注意点について解説していきます。
これから結婚相談所の無料相談に行ってみようという人は必見の内容です。
①:結婚相談所と結婚情報サービスの違い
結婚相談所と結婚情報サービスの違いを知らずに、登録してしまったというケースが非常に多くあります。
結婚情報サービスであっても、結婚相談所という表現を使うことがよくあるため、その違いはホームページのトップを見ただけではわかりません。
まずは、この2つのサービスの違いと見分け方を知ることが重要です。
下の図は、結婚相談所と結婚情報サービスの大きな違いをまとめたものです。
サポートの違い
結婚相談所は担当のカウンセラーが、お見合いの調整や、交際中のアドバイスといったサポートを重視したサービスですが、結婚情報サービスはサポートに重点をおいておらず、マッチングから交際まで、基本的に全て自分でする必要があります。
成婚の定義の違い
結婚相談所の成婚の定義は、「プロポーズ」までなのに対し、結婚情報サービスの成婚の定義は、「結婚にむけての交際スタート」です。
活動期間の違い
結婚相談所では、交際スタートしてから最大6ヶ月までに、成婚の意思決定をするというルールがありますが、結婚情報サービスでは特に期限がありません。
これらをまとめると、結婚相談所は短期集中で結果を確実なものにするサービスに対し、
結婚情報サービスは、期限を設けず、自走して活動するサービスというイメージです。
【結婚情報相談所の事業者】
・TANDEM
・IBJメンバーズ
・サンマリエ
・パートナーエージェント
【結婚情報サービスの事業者】
・楽天オーネット
・ゼクシィ縁結びカウンター
・エン婚活
②:独身証明書の提出を義務付けているか
婚活パーティーや婚活アプリでは、既婚者が参加しているケースがよく見られます。
結婚相談所では、既婚者の入会を100%ブロックするために、独身証明書の提出をお願いしております。
結婚相談所なのに独身証明書の提出を義務付けていないところは論外です。
後々トラブルになる可能性が非常に高いので、こういった結婚相談所は避けるべきでしょう。
③:会員数が何人いるか
世の中の結婚相談所は大きく3つに分類されます。
(1)大手結婚相談所
(2)連盟組織に加盟している結婚相談所
(3)いずれにも加盟していない結婚相談所
このうち、(1)大手結婚相談所と(2)連盟組織に加盟している結婚相談所は、ホームページを見れば会員数をのせています。
(1)と(3)は独自に会員を集客しているのに対し、(2)は、連盟組織の加盟店が、それぞれ独自に集客した会員を一つのシステムで管理しているため、非常に多くのマッチングを可能にしています。
また個人情報を扱うため、連盟組織は規則とモラルを各加盟店に遵守させることで、信用・信頼を担保しています。
会員数は多ければ多いほどマッチングの可能性が高くなるため、事前に確認しておくことが重要です。
④:紹介システムの仕組みについて
結婚相談所は、自分が希望する条件に合った人を紹介してくれるサービスと思っている人が多いですが、実はほとんどの相談所は、「自分で探す」仕組みになっています。
システムに登録されている会員データベースから、自分で条件を入れて検索して、気になった人にお見合いオファーを申込みます。
この仕組みをしっかりと理解しておかないと、入会後に「思っていたサービスと違った」なんでことになりかねません。
⑤:強引に入会をすすめてこないか
無料相談時に、なんとか入会させようとする結婚相談所は実際にあります。
結婚したいけれど、新しいことにチャレンジする勇気が一歩出ないという人の背中を押してくれる程度のトークなら問題ありませんが、料金面での不安や、いまいちサービスの内容が自分に合っていない、カウンセラーの印象が良くない、といった懸念材料がある場合は、きっぱりと「一旦よく考えます」と言って帰りましょう。
そのあとも営業の電話やメールがくるかと思いますが、不快であれば数ある相談所の選択肢がひとつ消せたと思ってポジティブに考えればOKです。
まとめ
結婚相談所の無料相談は、事前に確認すべきポイントと注意点を知った上で、申込むようにしましょう。
いまや結婚相談所はかなりの数が存在します。
その中で、自分に合った相談所を見つけるために、今回の記事に書いた無料相談で確認すべきポイントと注意点を参考にしてみてください。